上のグラフがおよそ1年下のグラフが直近3〜4か月(7/31)このところユーロドルが強いのですが、そのわりに、欧州の長期金利が全然よくみえないのは、どう解釈したらいいのですかね。ここは勉強中。低位安定の日本市場はともかく、アメリカも決して長期金利は強く見えません。不安な8月入りとなりました。※クリック...

強気材料:このところイールドカーブ低下が目立っていた英国がリバウンド。10月末合意なき離脱のリスクは後退したとみてよさげ。ドイツも8月の鉱工業生産指数を好感か全体にややリスクオン的な動き。弱気材料:特になし米とEU間の報復関税などの話題もあるなかで、意外に平穏。10月末のブレグジット後退と、米中協議...

強気材料:長短金利差は比較的平穏弱気材料:USイールドカーブの3か月〜2年が下押し。FOMCへの利下げ期待がまた強まっているようです。今回はどうでしょうか。歴史的な低失業率、上昇を続けるフィラデルフィア住宅指数、もろもろ考えると、さすがにパウエルは躊躇するのでは。とはいえ、利下げするとまたトランプが...

  ※日本ドイツイギリスのイールドカーブ横軸は2年ー5年ー10年ー30年強気材料:・長短金利差が各国で上昇、米英ともにマイナス圏を脱出。 長期金利は各国とも8月水準を超えて回復。弱気材料:・各国の株式指数が7月ピークに達し、あるいは超えているのに比べると 10年金利の戻りは、各国ともそこまで強くはな...

イギリスの政治の不安定さが、長短金利差にも表れていますね。金融市場としては、ボリスジョンソンが思い通りに腕をふるうことは望んでいない、という状況にも見えます。アメリカの2年利回りと10年利回りはほぼ同等。3か月利回りが少しだけ上昇したのは、内需の強い統計を受けてのものでしょう。https://www...

すでにさんざん報道がありましたが、イギリスとアメリカの10年ー2年国債利回りがこの期間に逆転しました。個人的には、10年ー2年の逆転をそれほどのビッグイベントとは考えなかったのですが、意外に大きな騒ぎになったような気もします。なぜビッグイベントとは考えなかったといいますと、もともと10年ー3か月の金...

ここにきてイギリスとドイツの10年―2年金利差がぐっと下に押されてきたのが、今回の変化でしょうか。実はこの間、ドイツの国債利回りが、全年限でマイナスになるという出来事があり、30年国債のマイナス金利は初とのことです。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/...

※10Y-2Y金利差のグラフが作業ミスで前回と同じものになっていたので差し替えました(7/7 22:20)今回はこの1週間だけの動きにフォーカスしたグラフも掲出します金曜夜の雇用統計が意外に強い数字だったことで、米債券に動きがありました。https://jp.reuters.com/article/...

1つめのグラフをみると、債券市場はG20におけるトランプの行動にはそれほど心動かされなかったようです。英日に加えて、米独とも、粛々と長短金利差が縮小しています。2つめのグラフは7/4朝時点の米国債イールドカーブですが、3か月金利が上昇して、5-10年金利が下げたところをみると、7月のFOMCについて...

先週、米独は長短金利差縮小が止まったという傾向に触れましたが、この1週間については、ふたたびわずかに縮小。もともと私は7月のFRB利下げ説には懐疑的ですが、このところの報道をみても、利下げ期待をけん制するような動きがFRB側から出ているうえ、アメリカの経済指標も5月から弱含むのかと思いきや妙に強い指...

債券利回りというのは、一般個人向けの株式投資本ではほとんど話題に上らないトピックですよね。実のところ、私もこれを意識するようになったのは、証券アナリストの検定試験を受ける勉強をしたときからです。このように定点観測している個人の株式トレーダーはおそらく少数派だろうと思います。(むしろFXトレーダーの方...

この1週間でS&P500は2873.34から2886.98に日経平均は20884.71から21116.89に上昇しましたが、その一方で、日米ともに10年金利は、前週金曜とほぼ変わらずで引けました。6/18-19にはFOMCがありますが、6月ではなく7月の利下げならありえるというシナリオがマス...

先週もとりあげたイールドカーブですが、1週間でこう変化しました短期金利の方が大きく下がったのは、FRBの利下げを前もって折り込みにいったためでしょう。先週は225が1%ほど上昇しましたが、利下げを期待しての買いが入ったとすると、とても厄介なステージに入ったと思います。なぜ厄介なのかというと、買い材料...

31日にトランプ大統領がメキシコ関税引き上げを打ち出したことで、世界の株価が一段と下がりました。この政策が興味深いのは、先日ゴルフをした安倍総理のメンツを直接つぶすことは一見していないようでいて、実は、日本の自動車メーカーに打撃を与えていることです。さすがに茂木経済再生担当大臣も面喰らっているようで...