33業種別の増減率推移


各業種指数の週足の増減率を降順ソート

日付直下の数字は、TOPIX指数の週足増減率

(7/31)輸送用機器や鉄鋼など自動車関連が急速に悲観された週でした。情報通信や医薬、食料品など手堅いのはともかく、4位の証券業は野村や大和の1Q決算ですかね。両社の4-6の良さは日銀の株価介入策に救われた結果と思いますが、この先続くのか?


7月10日
7月17日
7月17日
7月24日
TOPIX
-1.1
TOPIX
2.5
TOPIX
-0.1
TOPIX
-4.9
情報・通信業
2.4
鉱業
8.6
電気機器
2.0
情報・通信業
-0.6
電気機器
1.2
不動産業
7.6
鉱業
1.3
医薬品
-1.0
非鉄金属
0.3
鉄鋼
7.6
金属製品
0.6
食料品
-1.6
機械
0.1
繊維製品
6.3
医薬品
0.4
証券、商品先物取引業
-2.3
証券、商品先物取引業
-0.6
輸送用機器
5.8
証券、商品先物取引業
0.3
倉庫・運輸関連業
-2.5
電気・ガス業
-0.6
ガラス・土石製品
5.4
化学
0.3
小売業
-2.9
小売業
-0.6
卸売業
5.4
その他製品
0.2
水産・農林業
-3.3
海運業
-0.7
石油・石炭製品
5.3
サービス業
0.1
精密機器
-3.3
サービス業
-0.8
空運業
4.8
精密機器
-0.0
その他製品
-3.8
精密機器
-1.0
非鉄金属
4.8
情報・通信業
-0.0
卸売業
-4.9
卸売業
-1.2
建設業
4.8
機械
-0.2
電気機器
-5.1
化学
-1.3
ゴム製品
4.5
小売業
-0.2
非鉄金属
-5.4
ゴム製品
-1.5
その他金融業
4.4
ガラス・土石製品
-0.4
サービス業
-5.4
その他製品
-2.0
銀行業
4.3
その他金融業
-0.6
保険業
-5.6
水産・農林業
-2.0
機械
4.2
石油・石炭製品
-0.7
金属製品
-6.0
保険業
-2.1
倉庫・運輸関連業
4.1
パルプ・紙
-0.8
化学
-6.1
建設業
-2.2
水産・農林業
3.5
水産・農林業
-0.9
パルプ・紙
-6.1
食料品
-2.2
保険業
3.4
非鉄金属
-0.9
石油・石炭製品
-6.2
ガラス・土石製品
-2.3
金属製品
3.2
卸売業
-1.4
ガラス・土石製品
-6.3
その他金融業
-2.5
パルプ・紙
3.2
建設業
-1.4
銀行業
-6.3
金属製品
-2.5
証券、商品先物取引業
3.1
銀行業
-1.6
機械
-6.5
鉄鋼
-2.6
小売業
2.9
倉庫・運輸関連業
-1.6
海運業
-6.9
繊維製品
-2.8
陸運業
2.7
食料品
-1.9
不動産業
-7.2
石油・石炭製品
-2.9
電気機器
2.4
輸送用機器
-2.0
繊維製品
-7.4
パルプ・紙
-2.9
食料品
2.3
電気・ガス業
-2.1
電気・ガス業
-7.5
銀行業
-3.0
海運業
2.1
不動産業
-2.3
輸送用機器
-7.6
空運業
-3.1
化学
2.0
ゴム製品
-2.4
建設業
-7.7
医薬品
-3.3
サービス業
2.0
繊維製品
-2.5
その他金融業
-8.2
倉庫・運輸関連業
-3.3
電気・ガス業
1.8
海運業
-2.9
空運業
-9.0
輸送用機器
-3.4
情報・通信業
1.3
保険業
-2.9
ゴム製品
-9.2
陸運業
-3.8
精密機器
0.5
鉄鋼
-3.5
鉱業
-9.4
不動産業
-5.9
医薬品
0.2
空運業
-4.3
陸運業
-9.6
鉱業
-8.6
その他製品
0.2
陸運業
-4.3
鉄鋼
-9.9

(7/22) 木金が休みで、アメリカ発の下落を反映していないデータです。ちょっと今回は参考外ですかね。

(7/17) ※7/21記載 7/10にディフェンシブ中心の動きとなったあと、7/17は強気な序列となりました。循環的に動いている印象が強く、もうしばらく強気が続くかもしれませんが、8月の休暇前の最後の強気相場になるかもしれないですね


(7/3)下落週。しかし6/12とはだいぶ形が違います。ディフェンシブを決め込んだ形でもなく、目立って買われた業種もありません。
当面、相場の展開はNY次第ですかね。


(6/26)
TOPIXは微減の週。
精密機器、情報・通信、医薬あたりが買われる、
守り気味の傾向。
なお、精密機器は景気敏感系かと思いきや、
実は医療機器やヘルスケア機器を手掛ける
メーカーが多く含まれ、コロナウイルスに悩む今年、医薬と並んでディフェンシブ的な動きを
するセクターとなっています。半導体製造装置系もここに一部ありますけどね。

売られたのは、鉄鋼・鉱業・海運・空運など。
出遅れ系の見直し買いが暗転、再び売り込まれる傾向が顕著になりました。
今さらのように、バフェットの空運売りがやっぱり正しいかもとマーケットは追認した恰好。



(6/19)
軟調な前週後半の流れを引き継いで軟調な月曜。
火曜に急上昇、しかし水〜金はグダグダな印象強かった週

基本的にここ1か月の傾向は、
空運鉄鋼銀行海運保険などを見直す流れ。
その流れでこの週も鉄鋼海運は上位にあるものの、
保険銀行空運が下位。出遅れ買いも終盤?
また、日本経済に影響の大きい
輸送用機器はここ2週間元気がなくなってしまい、
慎重となってきた雰囲気があるのは気がかり



(6/12) 守りの形ですね。「空運」「鉄鋼」など出遅れ業種の買いもついに萎えて、全体的に下落週となりました。
下落のきっかけはFOMCでのパウエル発言としてみたり、「米国の暴動がきっかけで第二波懸念が台頭」とかいろいろ講釈がされていますが、買い意欲が乏しくなっていて「売るきっかけ待ち」の状態だったと思います。
この週の上位が、景気鈍感株、ディフェンシブだといえます。
「その他製品」というのは事実上ほぼ任天堂です。
ただし、「情報・通信」のうち「通信」は通信サービスだから安定ですが、「情報」の方は企業の設備投資動向に影響を受けることに注意が必要です。「情報」セクターについては、あなたも企業経営者になったつもりで考えてみてください。足元の業績が下がってきたとき、情報システム部門から「システム開発にこれだけかかります」と稟議を求められたらどんな判断になると思いますか?「先送りできるものはできるだけ先送りしてほしい」という判断になるか、「今後のビジネスのために苦しくてもシステム開発を進めよう」となるか。どちら側の経営者もいると思いますが、どちらが多数派なのかで、2020年の「情報」セクターの運命は決まります。



(6/5)前週に続いて出遅れ業種を買いに来ている感じです。これらの業種の買いが終わったら、さすがに上昇も一服するのかもしれません


(5/31) 相場評論家の岡崎良介氏は水曜5/27時点で、この週の上昇は「GPIFの月末ドレッシングによるもの」と断言しておられました。業種別の動向を見ると、なるほどと思います。ポイントは、保険・銀行といった、図体のデカイ、ふだんは買われない業種が上位に来たことです。

(5/15) TOPIXほぼ横ばいの週。業種別動向を見てもあまりピンとくる動きがなかったように思います。
(5/8)上位が建設、パルプ、卸売、というちょっと意外な顔ぶれ。循環物色ですかね

(5/1)週を通してリスクオンの序列ですが、金曜日は調整色が強く、この雰囲気が連休明け持続するかどうかは確信できません

(4/24)製造業がパッとしません。これまでの決算で業績予想非開示が続出しており、
業績下振れへの警戒の表れでしょうか

(4/17)金曜に新薬への期待で上昇したので、結果的には上昇週となりましたが、
輸出系があまり元気がないため、
循環的に買われたり売られたりしただけの印象が強い週です。


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