相場の格言とポジ状況:「頭と尻尾はくれてやれ」
グラフを作成したりする時間がこの週末とれるかわからないので、ポジの話だけ取り急ぎ。
いまのポジは先週も書いたように、ロングショート的な立ち回り。
個別株買い、1357買いによるヘッジを併用。
ですが、
しいて言えばやや1357少なめのロング寄りです。
なんでそういう判断をしたかというと、
売りたい人があまりにも多い相場だから、というところです。
合意なき離脱の可能性、本音をいえば、とても怖いんですが、
1570の逆日歩がついているような状況では、
下落してもすぐ回復してくれると信じて、
ヘッジはおさえめにしました。
15-18日のポイントは15日の引け
10/15-10/18の相場のポイントは、15日に22200に上昇したところでした。
このときに
「もっと上までいくかもしれない」と考えた人
「これは売りのチャンス」と考えた人
とに分かれていたと思います。
その日の僕のつぶやきは、
というのがそのときの感想でして、
実際、1357のヘッジをいくぶん減らしました。
その後データで確認しましたが、
世間的には、この日、ショートした人が
多かったと思います。
そういうときに思い出すべき
個人トレーダーに大事な格言は例のアレです。
”頭と尻尾はくれてやれ”
この格言、株をやってて知らない人はいないと思うのですが、
どちらかというと、「尻尾」の時に思い出すことが多いと思います。
というか僕がそうなんですが。
つまり「あー、利益確定が早すぎた。もっととれたなぁ」というときに、思い出すわけです。
では、「頭をくれてやる」はどういう時に思い出すべきなのかというと、
この15日のような状況の時なんだと思いますよ。
逆張りの好きな人は多いですから。
突っ込み買いは正直言って僕もたまにやります。
頭がとれて気持ちいいな、ということは、買いの場合はあるにはあるんですが。
空売りとか先物ショートをピタリのタイミングで決めるのって、ものすごく難易度高くないですか?
相場の下落のタイミングを当てられるという人がいたら、
相当な名人だと思うんですよね。
僕もずいぶん研究したんですが、普通の相場では無理。
例外的に空売りが決まりやすい時期もあることはあります。
去年の秋のように、明らかに海外投資家が売り越し傾向のトレンドの時です。
でも今年は違うかなと。
じゃあどうすればいいかというと、
サポートラインを引いて、そこを下回ったら、売り、という形で
先物売りを逆指値しておくのがやりやすい対処法だと思います。
世間では、“先物売りは投機家がもてあそぶものだ”
みたいなイメージがまだあるようですが、
株式と違って先物やCFDの逆指値売りはほぼ24時間待機ですから、
下落の瞬間を予知しないといけないというプレッシャーから
自分をある程度解放するのに役立ちます。
上手に使いたいものですね。