英国経済についていま思っていること【10/6】

ここにきてイールドカーブ、FTSE指数とともに下押しがきつく、
気になるのが英国経済の動きです。

 

私の知る限り、大手証券のアナリストや評論家などで、
10月末のブレグジットを心配している向きは
皆無です。

 

皆無だということは、現実味を帯びたときに
ネガティブサプライズになる可能性があるということです。

 

Twitterでも仏マクロンに注意とつぶやきましたが、
春先にそもそも仏マクロンは離脱延期に反対票を投じる気満々で
ドイツが苦労してなだめた経緯があることを
頭に入れておいたほうがよいと思うのです。

 

春時点の報道
https://jp.reuters.com/article/france-german-brexit-analysis-idJPKCN1RO0K7
マクロンの票で離脱延期阻止の可能性ありとみているエコノミストのレポート
https://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20190926_6005.html

 

なお英国世論は、「EUが交渉に応じないなら、もう合意なき離脱でしょうがない」という
空気が強いとの調査結果もあります。
ボリスジョンソンの姿勢がただの「やるやる詐欺」かどうか
慎重に見極める必要があります。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49618297

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