上昇力の指標のアップデート。テクニカル的にはスムーズに上昇傾向
以前に、日経平均の上昇力を表す独自インジケータのグラフを掲出しましたが、
これがそのアップデートになります。
上が上昇力のインジケータ(単月、3か月平均、6か月平均)
下が日経平均指数の月末値
(クリックで拡大)
7月4日当時は、3か月平均がほぼ0付近まで戻っているのをみても、これがそのままプラス圏に上抜いてくるという展開をイメージできなかったのですが、
これは、私自身の中に、7月当初「7-8月は夏枯れする季節」というイメージが非常に強くあったからです。
正直いって、これは素直にグラフを見れてなかったなと思います。2万円を割る気配は実際にはまったくなかったですね。
このインジケータをどう判断に入れるか確立してない状態でブログに書いてしまったので、ちょっとネタにするのを早まったなというのが本音です。
8月が終わった時点で、「思っていたほど夏枯れしなかったんじゃないか」という実感を持っていたので、
部門別売買動向を調べて、「個人はむしろ昨年より強気、海外投資家も昨年ほど売り込んでいない(ただし新興以外)」
という検証結果を得たのはすでに書いた通りです。
さて、このグラフをいま時点でどうみるかといえば、どうみても、スムーズに上昇相場の形ですね。
まだ上昇に向けて中身が伴っていない印象もあるというのは、こちらで触れてもいますが、
そうはいっても、このインジケータの形で、この先、上昇しなかったら、このインジケータそのものが、
開発失敗ということになります。
どちらかといえば、やや慎重なスタンスの私ですが、
このように、10月〜4月のアノマリーに加えて、強気な材料もあるということも事実なので、
こうしてアップデートのグラフを掲出しておきます。
いまのところ、やはりアノマリーは意識しておいた方がいいことは間違いないですね。
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