インジケータが示すレンジ相場。この夏、2万円割れも

みなさんお元気ですか。相変わらずぱっとしない相場が続いているなか、とうとう30度を超える夏になってしまいました。

 

ところで、サッカーW杯の日本対ベルギー、すごい試合でしたね!

 

格上相手に、こんなに攻めていく日本に感激。

 

それでも、2点取られてからのベルギーは巧みで個の戦闘力がすごかった。

 

相次ぐヘディングシュート。アディショナルタイムの素早いカウンター。

 

フィジカルの違いを生かした戦略的な反撃で追いつかれ、最後のカウンターの俊敏さに、日本は対応できませんでした。

 

本気出すとこれほど強いベルギーからまず2点とったこと自体が偉業です。

 

西野監督と選手には、ただただ感謝です。

 

 

さて、相場の話になります。

 

今回は、詳細は明かしませんが、自分が開発した、先行き判断に使う指標を紹介します。

 

上昇力指数20180703.gif

 

(図をクリックで別ウインドウで拡大表示)
※日経平均指数のチャートは、月間平均値

 

ある計算に基づくのですが、考え方だけ紹介すると、日経平均の上昇力を定義したものです。月次指標。3か月平均と6か月平均を描画。

 

日経平均指数の月次平均値のグラフと比べてみると、上昇力の増減が日経平均の動きより早く出ます。

 

惜しむらくは、2013年の指標の落ち込みが空振っていて、日経平均の横ばいを示すのみにとどまったのが泣き所なのですが、

 

2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2015年のチャイナショックの前後で、潮目の変化を探知するのには、

 

いいインジケータになっています。

 

 

 

これをみて、現在の状況についていえるのは

 

・6M(6か月)平均の指標、去年後半から下向き。去年冬に2015年高値を更新したのはこの指標ベースでは上がりすぎ(日銀ETF効果?)

 

・2018年6月の指標の位置からすると、やや下向きのレンジ相場。去年冬の上昇が余計にみえるぶん、20000円まで落ちていっても不思議ない

 

ということが、この指標からは言えます。

 

では直ちに先物を売るかどうかというと、そこまでこの指標と心中する覚悟はなく、ほかにもいろいろ見ながらやっているのですが、こういう細かい発見を積み重ねていいくことで、下落相場の生き残りを目指しております。

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