TOPIXおよびUSの輸送株平均、Russell2000の弱さが気がかり【8/12-8/30 株価指数】
為替換算なしで株価指数の国際比較をした場合に、TOPIXが一番弱くみえる形になってきました。
ただし、このグラフは3月のメジャーSQが起点ですが、違う起点をとれば違う上下関係に見える可能性はあります。
アメリカの各種指数のうち、一見、S&P500は堅調に見えますが、
輸送株指数とRussell2000が弱含んできており、
決してイケイケではありません。
ここにきて妙に強含んでいるのが住宅セクター指数なのですが、
これは金利低下の反映でしょう。
つまりFOMCは、
「貿易摩擦によって引き起こされている企業心理の冷え込みに対処するべし」というハト派の期待、
「低金利によって住宅市場にバブルを引き起こすことは好ましくない」というタカ派の警戒、
これら両面を意識しなければならない、ということがこのグラフに示されているように思われます。
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