7/8-7/26 海外指数の動き
どうせ7月は株価指数はあまり動かないだろうと思っていたら、
唐突に動いたのが、アメリカの半導体株指数です。
特に報道が多かったのが米TIの決算
日本株ではアドバンテストが話題になりました。
アドバンテスト 決算短信7/24
決算説明資料
米TIもアドバンテストも、前年同期比では悪化しているのに、
前期比でプラスになったくらいでなぜフィーバーしたのか。
そのヒントは、上から3番目 4番目の記事にありまして、アメリカでは、
今年4QのS&P500企業の利益が前年同期比で+5%の成長軌道へ戻ることが、
アナリストの間で期待されています。
TIのような半導体企業で4-6月の2Qが前期比プラスとなったことが、
このシナリオの実現を後押しするとして好感されたようです。
ただしアメリカの半導体株指数上昇には明らかに特殊要因も混ざっており、
米MICRONあたりは、日本の半導体材料輸出施策見直しによる
韓samsungの生産問題の思惑から漁夫の利が期待されているようです。
・・・と、ここまでは少しググれば比較的容易にわかるのですが、
問題は、これが日本株の今後にとって本当にいい兆しなのかどうか。
本来、アメリカの半導体株指数というのは大事な指数でして、
この指数が強いときは、日本株もだいたい順調なのです。
しかしですね。それにしては日本株の動きがそれほどでもない。
本日月曜の動きも、正直いって、NY市場とは別世界だなと思いました。
売買代金が1.7兆と相変わらず2兆を割っていることはまだしも、
7/29 業種別株価指数
値上がり率TOP10 値下がり率TOP10
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まだ年末の業績回復を期待している雰囲気には見えなかったですね。
G20以後は21800あたりに天井がある雰囲気で、
下も今のところ21000あたりまでのように見えます。
FOMC以後はもう少し動くようになるといいんですがね。
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