5月7日(tue)〜5月10日(fri)の動き:4月の上昇が帳消しに。米中ともメンツをかけて株価維持か

先物の値動き(6月限、8:45-15:15 , 16:30-5:30)
225
2019/5/722125221552187021940
?22000220152151521665
2019/5/821600216402151021580
?21595216702141521530
2019/5/921515215502130021385
?21330213702106021315
2019/5/1021340215852116021310
?21325215102106521495
TOPIX
2019/5/71607.51615.51594.51601.5
?1606.51606.51570.51580
2019/5/81577.51580.515651570
?1570.5157615561563.5
2019/5/91562.51563.515461547.5
?15451546.51523.51543.5
2019/5/101543.515641538.51548
?15491559.515271559.5

 

マザーズ
2019/5/7924942924935
?939939920927
2019/5/8921933916923
?921926918926
2019/5/9919926897902
?901904888901
2019/5/10896912879885
?886903882903

 

米国指標
米国指標.png
各国の株価指数推移

 

 

株価指数$.png
※225とTOPIXは金曜15時、海外は現地の引け値なので、
実際には225とTOPIXの終端は金曜深夜の上昇分、もう少し上と考えてよいです。
株価指数_.png

 

コメント:
米中通商交渉は決裂といってよいと思いますが、
とりあえず1週間で4月の上昇を帳消しにした格好となりました。
今回の下げは、海外勢が下に仕掛けたというような話ではなく、
それどころか海外勢がトランプを恨みながら金曜までに損切り覚悟で
売りさばいたというところでしょう。
土曜の日経新聞の見出しをみると、マスコミの記者は
「もっと下げるかと思ったらそれほどでもない」という
印象を持っているみたいですが、
売り残や部門別売買動向を踏まえると、
4月の海外主導の上昇が腑に落ちないと感じていた個人や国内機関が
多かったはずなので、
国内勢にはそれほどの悲壮感はなかったのでは。
米中の応酬だけでなく、北朝鮮、中東その他など、
悲観的なニュースが目に付きやすくなっている
気もしますが、トランプのツィートにあわてた向きはもう投げたはずで、
いったん落ち着くと考えるのが順当でしょう。
米中とも、交渉が決裂したら株価が暴落したなどという
状況は相手に弱みを見せるようなものでバツが悪すぎるので、
公的年金を動かしたり、インフラ投資計画を強調したりして、
落ち着かせるのではないでしょうか。
実際、中国では、政府系ファンドが買い支えに動いたという報道もあります。
アメリカも、財政面の手当てをどうするつもりなのかはよくわかりませんが、
2兆ドルのインフラ投資という話題が出ていますので、
それで相場はまた元気になるかもしれません。

 

個人的に、ちょっと気がかりなのは日向灘の3日連続の地震ですね。
天変地異だけは、とにかく勘弁してほしいのですが、
嫌なタイミングで嫌なことが起きているなと感じています。
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